キャッシング機能なんていらない!そう思った人だけ読んでください

銀行口座を新しく作ろうとすると、同時にキャッシュカードを作る手続きもします。そのとき、クレジット機能のあるカードにしますか?と聞かれて断わった人もかなりおられるのではないでしょうか。年配の人にはキャッシュカード自体に不信感を持っている方も多く、中にはカードというカードは貰うたんびに全部ハサミで切ってゴミ箱へ直行、などという猛者もいます。

普段のお買い物にもカードを使っている人は前より増えたとはいえそう多いとは思えないし、キャッシング機能を使う人は多分もっと少ないでしょう。カードで買い物すると歯止めが効かなくなりそうで怖い・・・。キャッシングなんてしたら借金の悪い癖がついちゃう・・・。そんなところでしょうか。ところでそのサービスがキャッシングそのものである消費者金融を利用する人は、およそ7人に1人とも8人に1人とも言われていますが、この人達こそキャッシングの悪い癖がついてしまっているんでしょうか?

そこで消費者金融の利用者を調べてみますと、逆に殆どの人が持ち家もあり家庭生活を維持していてきちんと返済もできているということがわかります。多重債務などの問題を抱える人は全体の2割程度で、中年以上の独身男性が多くヤミ金に走る傾向があるのもこのタイプだそうです。こうして見てみますと、キャッシングするから悪い癖がつくという訳ではなく、むしろそこそこの生活基盤がある人が、それを何とか切り崩さないが為の急場凌ぎとしてキャッシングを利用しているようにも見えるのです。

逆に言えば、時々外部からお金を借りながらでも何とか生活をコントロールしていけている訳なのですから、「カード怖い。キャッシング怖い」と言う人よりよほどバランス感覚がしっかりしているのかもしれません。なにより利用者がそんなにしょっちゅう経済的に破綻していたとしたら、今現在これだけの数の消費者金融会社が成り立っている訳がありませんよね。

このように生活基盤を維持するがための時々のキャッシングというのは、まだキャッシングしたことのない人も一度は検討の余地があるかもしれませんよ。生活に何らかの変化があってがくんと収入が減ってしまったり、旅行やレジャーや引っ越しなど、突発的な事件やイベントは誰にとっても不可避ですが、そんな時にキャッシングは心強い味方になれそうです。そして、あなたが経済的にしっかりした人ならばそうであるほど、キャッシングに対しても適性があるということなのです。

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