ここらでちょっと考えてみよう!キャッシングという借金の方法
無人の契約機があったりネットで契約したり、カード一枚でATMから借りると返すができてしまったり、会社名も聞いただけでは貸金業とは思えないネーミングだったり。キャッシングは今はもう全てにおいてスマートにはなってきています。サラ金時代の記憶からか「消費者金融なんて怖い」と言う人もいるものの、よく聞いてみれば何が怖いのかわかっていなかったりします。でも借金である以上、やはりお金を払って何らかのサービスを受けるという一般の取引と同列に考えることは出来ないように思えて仕方ありません。なのにキャッシングという言葉にするとそんなことはないような気がしてしまいます。本当にそう思ってもいいものなのでしょうか?
借金といえば当然のことながら「貸す」側と「借りる」側があってこそ成り立ちますが、ここに何らかの人間関係が生まれたりします。古今東西、借金をネタにしたお話が多いのはこのせいでしょう。今キャッシングのサイトでは「貸す」「借りる」という言葉は少しずつ表現を変えたりして、昔とはかなり赴きが変わってきているようです。借りた人(利用者)が貸した人(業者)に対して特別な感情を持つことのないよう、業者側が努力しているように見えます。「貸してやるぞ」というあからさまな態度をとるような社員は流石に普通には居ないでしょうが、そもそも無人の契約機やオンラインの契約が利用者に望まれるのも、その点なんだろうなということは想像がつくのです。
勿論借りたお金を返さない利用者は問題外ですが、そのようなルール違反がない限り、誰もが何ら嫌な思いをすることもなく消費者金融からお金を借りたり返したりできるというのは、これまでの利用者が自ら証明していることかもしれませんね。若い女性でも主婦でも学生でも必要があれば利用できるんだというイメージは、もうすっかり浸透しているように見えます。消費者金融のコマーシャルも、レジャー施設のコマーシャルも、明るさや親しみやすさで言えばそう大差があるものには見えません。業者にすれば、だからもっとみんなに気軽に利用してほしいということでしょうし、利用者側もそれにちゃんと応えているようです。キャッシングは借金だから嫌だと言い張る人がまだいる一方で、若い人達を中心に、これが所謂借金だとは思わない人も徐々に増えていっているのかもしれませんね。